例 1
予約キャンセルの、名前の取り違え
「明日予約している山本ですが、キャンセルをお願いします」
- 思い込み
- 「山田様がキャンセルした」と現場では認識していた
- 実際
- 通話を確認すると、実際は翌日予約の「山本様」だった
- 変えたこと
- 名前だけでなく、予約番号と電話番号も確認するようにした
電話AI分析サービス Remake
ホテルには毎日たくさんの電話が入りますが、そのすべてを経営者が聞くことはできません。これまではスタッフの報告をもとに対応していました。Remakeは電話をAIで文字起こしし、要約やカテゴリー分け、対応の評価までを行います。今まで聞けなかった会話を、経営の情報として見られるようになります。
お客様から、客室のヘアアイロンが温まらないと連絡があった。フロントは代替品を客室へ届けると案内し、交換に向かう旨を伝えた。
使えないヘアアイロンを、すぐに使えるものへ交換してもらうこと。
はい、フロントでございます。 あの、部屋のヘアアイロンが全然温まらないんですけど。 ヘアアイロンですね。コンセントは差さっていますか? 差してます、ランプもつかなくて。 かしこまりました。すぐに別のものをお持ちします。……
※ 画面はイメージです。表示内容は架空のデータです。
私たちの考え方
私たちは、幹部へのChatGPT導入、電話分析、自動応答、社内システムの開発と、AIをいろいろ試してきました。
けれど、あるクレームにAIの文章をもとに返答したとき、「杓子定規で、誠意を感じない」と、お客様をさらに怒らせてしまいました。
整った文章をつくることと、お客様に誠意を持って向き合うことは違いました。お客様がどんな思いをしたのかを受け止めて、その場で判断し、自分たちの責任で対応する。そこまではAIに預けてはいけないと感じています。
そこで考え直して、AIにはまず、人がお客様に向き合う仕事を裏方で支えてもらうことにしました。
AIにお願いしていること
人がやること
自社で使ってわかったこと
お客様の要望やクレーム、スタッフの対応を、実際のやり取りから確認できるようになりました。正直に言うと、いちばん感じたのは自分自身の未熟さです。
報告を聞いているだけではわからなかった、対応のズレや説明の足りなさがありました。
逆に、報告には上がってこない難しい電話に、スタッフがきちんと向き合っていたこともわかりました。
お客様が何を求めて電話をくださっているのか、ちゃんと把握できていませんでした。
改善の例
実際に変えた例を2つ紹介します(名前は架空のものに置き換えています)。
例 1
「明日予約している山本ですが、キャンセルをお願いします」
例 2
「上の階がうるさくて眠れないんですけど」
AIは情報を整理する手間を減らしてくれますが、確認の方法やオペレーションを変えるのは私たちです。気づいても、直さなければ経営は良くなりません。
機能
録音を取り込むだけで、通話ごとにAIが次の項目を整理します。
これから
お客様が何を求めているのか、スタッフが何に困っているのか、自分たちの対応がどう受け止められているのか。それが見えて初めて、変えるべきことと残すべきことを考えられます。いろいろ試した中でも、現場の操作や接客を大きく変えずに自分たちを知ることができたのが、電話の分析でした。
AIが、いいホテルをつくってくれるわけではありません。最後にいいホテルをつくるのは、人です。
Remakeについて
まずは今の電話対応の様子を聞かせてください。何が見えるようになりそうか、一緒に考えさせてください。